左派野党「18連休」で業務効率化の現実 「国権の最高機関」の名が泣く

【ここがヘンだよ!日本】

 わが国が世界に誇る日本国憲法では「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」と定めている。

 ただ、この「国会は、国権の最高機関」という文言の意味合いは「政治的美称(びしょう)」に過ぎず、国会には国会の、内閣には内閣の、裁判所には裁判所の役割があり、それぞれが適切な役割を果たし、監視しあうことこそが、本来の民主主義のあり方である、と理解されている。いわゆる三権分立だ。

 しかし、それが分からずに「国会が本当に国権の最高機関だ」と勘違いして思い込んでいる人たちがいる。それが仮にも、「立憲主義」を掲げる野党の方々である。

 立憲民主党や共産党などの左派野党は、政府が麻生太郎副総理兼財務相の辞任などの要求に応じなかったとして、4月後半から5月前半にかけて国会審議を欠席した。

 これが、国民からまったく理解を得られず、「職場放棄の18連休」などと批判された。そのうえ、4月25日に生活保護法改正案が採決されるなど、左派野党が欠席したところで、行政の実務、国会の運営上何ら支障は出なかった。むしろ行政は実務が速やかに進み、効率化したという指摘まである。

 これには少し解説がいる。わが国では、政府の法案が国会の審議に入る前に、2つのプロセスを経る必要がある。

 1つは、政府内の了承を得るために閣議決定を得ることを目指す公式なプロセスである。

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