名門派閥・額賀派の分裂騒動、その後どうなった?参院はなぜ動いた

 【政界徒然草】

 自民党額賀派(55人、平成研究会)の額賀福志郎会長(74)の退任をめぐる今年1~2月の動きは、かつて権勢をふるった名門派閥の分裂騒動とあって永田町の注目を集めた。結局、集団離脱を辞さなかった吉田博美参院幹事長(68)率いる参院側21人の退任要求を額賀氏が受け入れ、3月14日の同派の政治資金パーティーを花道に退く方向となり、分裂は回避された。派閥の定例会合を3週連続で全員欠席し、退任を迫った参院側の動機とは-。

 2月15日の額賀派定例会合には参院メンバーが久しぶりに出席した。

 「皆さんにご心配おかけしました。平成研究会の歴史や平成研に対する思いは、額賀会長と同じ。政経セミナー(同派の政治資金パーティー)を成功させるべく、衆参一致してがんばると約束します」

 吉田氏はこう語り、衆参の融和をアピールした。会合は分裂が回避されたことへの安堵感に覆われた。出席者はシュークリームと煎餅を食べ、緊張気味の額賀氏があいさつの際、シュークリームを「ソフトクリーム」と言い間違えると爆笑が起き、和やかムードで進んだ。前回までのピリピリした雰囲気は幻だったかのように…。

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