文在寅政権は「韓中&韓朝同盟」 日米が下げ続ける「対韓温度」

 【野口裕之の軍事情勢】

 韓国が「約束を守る」国だとは、知らなかった。

 何しろ、韓国の文在寅・大統領が10日の年頭会見で、「最終的かつ不可逆的な解決」を確認したはずの慰安婦問題をめぐる日韓合意を無視し「日本が真実を認識し、被害者に心より謝罪することが必要だ」として、合意は「最終的かつ不可逆的な解決」ではないとする考えを表明したお国柄。

 ただし、後述するが「約束を守る」相手国は中国であって、日本や米国ではない。言うなれば、甘えられる国は裏切り、おっかない国には忠誠を誓う、それが韓国という国の「正体」だ。

 しかし、韓国の「正体」に失望させられ続けてなお、米海軍・攻撃型原子力潜水艦の釜山港寄港拒絶には唖然とした。

 攻撃型原潜はバージニア級の《テキサス》で、1月中旬に補給・休養目的で釜山港に入港しようと、韓国側に打診したが拒否された。「人目につきにくい50キロ離れた鎮海港への回航」を提案したというから驚くではないか。結局、原潜テキサスは在日米軍基地が所在する長崎県・佐世保港に入った。

 バージニア級は巡航ミサイル・トマホークの発射システム12基を装備。海軍特殊作戦部隊ネービー・シールズの投入&回収に向けた構造を備え、朝鮮戦争(1950~53年休戦)再開ともなれば、対地攻撃に加え、朝鮮労働党の金正恩・委員長ら北朝鮮首脳の拉致・暗殺などを担う切り札の一つとなる。

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