小笠原諸島の航空路 小池百合子知事「改めて真剣に検討」

 都心から約1千キロ南の小笠原諸島(小笠原村)と本土を結ぶ航空路について、小池百合子知事は5日の定例会見で、「自然を守りながら何ができるかを改めて真剣に考える時期ではないか」と述べ、平成30年度予算案に調査費を盛り込んだことを明らかにした。

 小池氏は会見で、世界自然遺産である小笠原諸島の「自然を守ることは重要」としつつ、災害や急病人の発生に備えた「足の便の確保も必要」として、滑走路を短くできるような機種の選定などさまざまな観点から検討する考えを示した。

 小笠原諸島の航空路をめぐっては、都は29年7月、村との協議会を約7年ぶりに開催し、父島に飛行場を整備する案を軸に検討を進めることを確認。村は今年6月、米国から日本に返還されて50年となるのをめどに、都に一定の方向性を示すよう求めている。

 このほか、会見で新年に果たすべき公約を問われた小池氏は、障害者や高齢者ら「人に焦点を当てた都政」を強調。高齢者については「病気の際の安全ネットを確保すると同時に、元気な方々にはやりがいや楽しみを見いだしてもらえるような東京にしたい」と話した。

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