2018大予測 自民総裁選、「1強」に弓引けず対抗馬模様眺め 有馬記念と同じで観客しらける?

 今年最大の政治案件は任期が9月末に満了する自民党総裁選だが、昨年12月24日に行われた競馬のグランプリレース、第62回「有馬記念」(G1)のレース展開と重なってみえて仕方ない。悠々と逃げ切り、引退レースを制した1番人気「キタサンブラック」を3選確実な党総裁の安倍晋三首相(63)に例えると、対抗馬として名の上がる石破茂元幹事長(60)や岸田文雄政調会長(60)、河野太郎外相(54)、野田聖子総務相(57)は互いに牽制しあうばかりで、なかなかトップに真剣勝負を挑もうとしないからだ。キタサンには感動したが、出来すぎたレースには味気なさも残る。

 まず、今年確実に出馬しそうなのが石破氏だ。昨年12月21日の石破派(水月会)会合では「単なる学術研究会ではないので(派がまとめた政策を)世に問う機会がいつか来るだろうと思う」と述べ、総裁選への意欲をあらわにした。

 石破氏は平成28年8月の内閣改造で、安倍首相からの閣内残留要請を固辞した。以来、首相とは距離を置き、総裁選への準備を進めてきた。24年の総裁選では地方票で165票を獲得し、87票の安倍氏に約2倍の大差をつけた。側近は「次期総裁選に出ない選択肢はない」と断言する。

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