「泳ぐ宝石」ニシキゴイがクールジャパンの起爆剤に!? 自民党本部にお目見え

 【政界徒然草】

 「泳ぐ宝石」と呼ばれるニシキゴイが自民党本部の玄関にお目見えし、訪問客の話題を集めている。党内ではこれを契機に、日本文化の海外発信を強化し、地方を活性化する「クールジャパン」の一環として「ニシキゴイ特区」の実現を目指す動きがある。特区活用を通じて、海外の富裕層に根強い人気のニシキゴイの輸出を後押しする狙いだ。

 自民党本部に入ると、大型水槽内をゆらゆらと優雅に泳ぐ色鮮やかなニシキゴイが出迎えてくれる。体長20センチメートルほどのニシキゴイは、新潟県長岡市山古志地区(旧山古志村)で養殖されたもので、二階俊博幹事長(78)や小泉進次郎筆頭副幹事長(36)らが11月30日、水槽への放流式を行った。

 旧山古志村は「ニシキゴイの里」と呼ばれ、同県小千谷市と並ぶ養殖の産地だが、平成16年10月の新潟県中越地震で養殖施設も被災し、多数のニシキゴイが死んでしまい、生き残ったニシキゴイを別の施設に避難させた。

 当時の旧山古志村の村長は今年8月に死去した長島忠美元復興副大臣(享年66)で、全村民避難を決断したことで知られる。ニシキゴイについても震災復興の象徴として知名度を高めようと尽力していた。放流式は長島氏の遺志を引き継ぐ意味合いもあり、二階氏は「長島氏の気持ちがいつまでも自民党議員の心に生き続けてほしい」としのんだ。

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