豊洲市場問題 小池都知事、2年遅れにも「混乱防げた」と強調

 小池百合子知事は20日の緊急会見で、昨夏の移転延期決断後に豊洲市場の地下空洞や地下水の問題が表面化したことを踏まえ、「開場した後でそれらのことが明るみに出ていたことを考えると、むしろ混乱を防ぐことができた」と、2年遅れでの開場の意義を強調。さらに「当初からやるべきことをやっておけば、(開場までの)時間を短縮できたと思う」と都市場当局への不満を口にした。

 市場業界などが小池氏による「豊洲安全宣言」を求めていることに対しては、「しかるべき段階で発信する」と明言。開場に向けた手続きで農水大臣に認可申請を行うことから「安全ですので市場としてお認めくださいという意味でそれこそが安全宣言になる」との見解も示した。

 地元の江東区が市場受け入れ条件としている観光拠点「千客万来施設」整備事業の実現が不透明となっていることに対しては、「今後とも真摯(しんし)に対応したい」とするにとどめた。

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