中国、「南京大虐殺記念館」追悼式で被害強調、共産党独裁体制の正統性をアピールか

 旧日本軍の南京占領から80年を迎える13日、中国政府は江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」で犠牲者の追悼式典を開く。習近平指導部は被害の大きさを強調した上で、抗日戦争を勝利に導いたとして共産党の功績を宣伝、一党独裁体制の正統性をアピールしたい考えだ。

 式典には習国家主席が出席する方向で最終調整している。出席すれば、式典を国家レベルの行事に制定した2014年以来2回目。日本を強く非難する姿勢を見せれば、関係改善の機運に冷や水を浴びせることになるだけに、中国側の対応が注目される。

 中国側は80年の節目の今年を絶好のアピールの機会と捉え、友好国の駐北京の大使らを式典へ招待している。習指導部は10月の共産党大会で打ち出した「強国」建設推進に向け、愛国心を鼓舞したい思惑もある。(共同)

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