自民党総裁選へ一手 野田聖子総務相が女性対象の政治塾を来春開設 衆院選で女性応援 派閥横断で取り込みも

 野田聖子総務相は7日の記者会見で、来春に地元の岐阜県で女性対象の政治塾を発足する意向を表明した。衆院選の結果、自民党内の女性議員の比率低下を懸念し「足腰の強い女性議員をつくるため、土壌を作りたい」と強調した。女性初の首相を目指す野田氏は来年秋の党総裁選出馬を公言しており、全国展開も視野に入れた政治塾発足はその布石となるか-。

 「女性は政治に対して距離を持っている人が多い。私を通じて『政治は男性の仕事ではない』という認識を持ち、候補者として奮い立ってもらえる勉強の機会を作りたい」

 野田氏は記者会見で開塾の動機をこう説明した。先の衆院選の女性当選者は47人で、前回から2人増えたが、自民党に限れば3人減の22人(追加公認を含む)だった。一定数の女性候補の擁立を各党に促す法案づくりに取り組んできた野田氏には、この危機感があるとみられる。

 同時に、自身の党総裁選出馬に向けた環境整備との見方もつきまとう。野田氏は10月24日の記者会見で「総裁候補に女性がいて当たり前の形をつくりたい」と述べ、出馬に重ねて意欲を示した。今月3日にはトランプ米大統領の長女、イバンカ大統領補佐官と面会し、女性活躍について意見を交わして存在感をアピールした。

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