衆院選すっきり3極 小池さん「出る」「出ない」季節外れのお化けじゃあるまいし

 【WEB編集委員のつぶやき】

 とにもかくにも衆院選(10日公示、22日投開票)は、自民・公明の与党、憲法改正などで足並みをそろえる日本維新の会と希望の党、「安倍政権の暴走」阻止で一致する立憲民主・共産・社民による野党連合の「三極」の争いが鮮明になった。

 民進党分裂は2日、決まった。9月1日に生まれたばかりの前原誠司氏(55)を代表にいただく新生・民進党はひと月で終わった。

 3日付産経新聞が「枝野氏ら新党 左派分離はわかりやすい」という主張を掲げたように、構造的欠陥と言っていい「寄り合い所帯」が解消し、保守とリベラルが分かれ旗幟鮮明になった。そもそもこうあるべきだったのだ。

 民進党の枝野幸男代表代行(53)は2日、新党「立憲民主党」を結成すると表明した。希望の党に合流しない、あるいは「排除」されたリベラル系の民進党前衆院議員らが参加する。これで民進党は希望の党、立憲民主党、無所属に分裂して衆院選に挑む。

 枝野氏は結党の理由について、小池百合子東京都知事(65)が率いる希望の党が安保関連法を容認するのに対し、「理念や政策が異なる」ため、異なる道を目指すからだという。枝野氏の語った理由はもっともらしいが小池氏に希望の党合流を拒まれ、窮余の策で新党に動いたのが事実だ。「新しい党を作るなんて1週間前は全く考えていなかった」。4日の演説でこう話した枝野氏も驚く急転だったのだろう。

 最近、枝野氏は「エダノン」と呼ばれ人気らしいが、産経新聞は「今後は、安保関連法廃止や憲法9条改正反対など左派的な理念、政策をいっそう打ち出すだろう」と予測する。日本の安全保障環境は北朝鮮や中国が原因となって、悪化する一方だが、国難を突破する対処方法を提示できるのか。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ