小池百合子氏、「政界渡り鳥」否定 関与した人が権力者になる

 小池氏はいままで「脱原発」を主張したことはなかったが、ここにきて変わった。筋金入りの原発ゼロ論者で知られる小泉氏の気持ちをくすぐって味方につける。そんなしたたかさもあったのだろう。会談後、小池氏は「小泉氏から“頑張れ”と励まされた」と得意げに明かした。

 「希望の党の主張はあいまいで具体性に欠ける上に、仲間を増やすために唐突に打ち出したものも多い。このままでは“失望の党”になるだろう」と前出・自民党関係者は手厳しい。

 小泉氏は巧みなメディアコントロールでも知られるが、この点でも小池氏は「小泉流」をしっかり踏襲していた。

 「都庁で上野動物園のパンダの名前“シャンシャン”を公表する会見の30分後に急きょ、小池氏は新党立ち上げの臨時会見を行いました。当然、集まった大勢のメディアはそのままその場に残ることになるし、テレビを見ている人もパンダのニュースに関心を引かれ、そのまま希望の党のニュースを眺めることになる。すべて小池氏の計算ずくです。同じ日に行われた安倍首相肝いりの解散会見は、見事に希望とパンダのニュースに打ち消されてしまいました」(全国紙政治部記者)

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