静岡県情勢 1区・青山雅幸氏、立憲民主で出馬 共産は候補取り下げず 政党対決の構図固まる

 民進党の事実上の解党で流動化していた、衆院選の静岡県内各選挙区の政党対決の構図がようやく固まった。静岡1区に無所属で出馬予定だった新人の青山雅幸氏(55)は5日、記者会見を開き、民進党を離党した枝野幸男元官房長官が設立した立憲民主党から立候補する意向を表明。共産党は同区候補の新人、鈴木千佳氏(46)の立候補を取り下げず、立憲民主党との共闘は見送られた。

 1区では、新党「希望の党」に日本維新の会を離党した元職の小池政就氏(43)と民進党で出馬予定だった新人の福村隆氏(54)が公認を申請。3日に小池氏が1区候補として公認され、福村氏は4日夜に発表された同党の第2次公認で7区から出馬することが決まった。

 この結果、政党系の候補者が乱立模様だった1区は、前回の衆院選で同区を制した自民党前職の上川陽子氏(64)に、希望の党から小池氏、立憲民主党から青山氏、共産党から鈴木氏が挑む政党対決の構図が固まった。

 政党別でみると、自民党は既に8選挙区全部に候補者を擁立。希望の党は福村氏を国替えで7区に回したことで、8選挙区全てで候補者が出そろった。民進党前職で希望の党の公認が得られなかった小山展弘氏(41)は民進党県連の推薦を受けて3区から無所属で出馬する。

 共産党は3区を除く7選挙区で候補者を擁立。立憲民主党は青山氏の1区のほか、7区でも候補者の擁立を模索している。

 一方、民進党を支援してきた連合静岡は4日夜、1区と7区を自主投票とする方針を決定。衆院選での推薦候補は無所属で3区から出馬する小山氏と、6区から希望の党公認で出馬する前職の渡辺周氏(55)のみとなった。

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