知事選・町長選・町議選も…! 「4重選挙」に大わらわの宮城県南三陸町、選管「まさか重なるとは」

 衆院選に向けた自治体の準備が進むなか、4つの選挙を抱えることになった宮城県南三陸町では、当日の増員や投票箱の購入など、職員が対応に追われている。知事選、町長選、町議選の投開票に加え、衆院選が行われることで、同町の投票所には6つの投票箱が並ぶことになる。

 「まさか4つの選挙が重なるとは。町にとって経験のない作業だ」。選挙事務を仕切る高橋一清総務課長は話す。

 22日は町長選、町議選、県知事選に衆院選が加わり、必要な職員数は1・5倍になった。町選管によると、投票所に28人、開票作業に43人増員するという。他の自治体から派遣され、復興支援業務に専念するはずの応援職員も駆り出さざるを得なくなった。

 衆院選では小選挙区、比例、最高裁裁判官の国民審査にも票が投じられる。不足している投票箱の購入も進められているという。

 高台に再建した新庁舎へ9月に引っ越したばかり。今も500人以上が生活する仮設住宅には体が不自由な高齢者もおり、近くに期日前投票所を設ける予定だ。高橋課長は「復興へ向かう町の将来を決める大事な1票。しっかりと責任を果たしたい」と語った。

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