小池氏、192人急造ウラに隠し弾 民進の7・6億円で“金欠”解消も希望逆風、「自民260議席」予想

 希望の党の第1次公認候補リストには、興味深い部分がある。

 W不倫疑惑で民進党を離党した山尾志桜里前衆院議員の選挙区=愛知7区=には、3日朝に存在した第1次公認候補(原案)では「刺客」の名前が存在していた。だが、希望の党の若狭氏と、民進党の玄葉光一郎総合選対本部長代行との最終協議で、現時点での刺客擁立は見送られた。何らかの「配慮」があるのか。

 公明党の重鎮、太田昭宏元国交相=東京21区=、自民党石破派の鴨下一郎元環境相=東京13区=には公認候補の擁立を見送ったようだ。今後の都政や国会運営をにらんだ、小池流の「仕掛け」とみられる。

 一方、小池氏が断固拒否した立憲民主党の公認候補には容赦なく刺客を送り込んだ。

 「自公与党vs小池新党vsガラパゴス左派」の構図となった衆院選。4日時点の見通しはどうか。

 政治評論家の伊藤達美氏は「希望の党の第1次公認リストを見る限り、同党は80~90議席。自民党は250~260議席で単独過半数は超えるだろう」といい、続けた。

 「希望の党は、東京では10~14議席確保し、席巻する可能性がある。首都圏でも小池ブームは起こるが、地方までは届かない。第1次公認リストはにわか仕立てで、大躍進するには小池氏の出馬が必要不可欠だ。一方、民進党左派が立ち上げた立憲民主党は、『反保守』で一定の票を集めるだろう。両党が民進党の票を食い合う構図となる。野党が結束して与党と対決する-という当初のもくろみから大きく外れた。思ったほど議席は伸びないのではないか」

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