「選挙用の新党だ」萩生田氏、希望の党けん制

 自民党の萩生田光一幹事長代行は30日午前の読売テレビ番組で、小池百合子東京都知事が率いる新党「希望の党」と民進党との合流に関し「この間まで野党第1党として、われわれと対峙していた民進党が、大挙して引っ越しすることになれば、民進党が看板をつけ替え、党首を替えて、目の前の選挙を勝ち抜くだけの選挙用の新党だ」と批判した。「政党はどこでもいい、選挙区はどこでもいい、とにかく国会議員になれさえすればなんでもいい人たちを有権者が押しつけられる選挙ではあってはならない。民主主義の劣化だ」とも語った。

 また、萩生田氏は、現行の小選挙区制度では各選挙区から1人しか当選できないことを踏まえ「われわれは地域の事情や課題を国政の場でどう解決するのかを示して選挙を戦う。なのに(希望の党は)候補者調整という名目で、地域性に関係なく、候補者が決められていくことに対し有権者には戸惑いがある」と指摘した。

 焦点である小池氏の国政復帰の有無に関し、萩生田氏は、3年後の東京オリンピック・パラリンピック開催や築地市場の豊洲移転問題などを踏まえ「多くの都民の付託を得て都知事になり、(都政と国政の)二足のわらじでさえ大変な中で、まさか今、都政を投げ出して新しい知事にそれを委ねるというのは、都民の理解は得られないのではないか」とこき下ろした。

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