衆院解散 民進・黄川田徹氏が不出馬 震災で家族失う…復興副大臣など歴任

 民進党の黄川田徹衆院議員(63)=岩手3区=は28日、産経新聞の取材に対し、次期衆院選に立候補せず、引退する意向を示した。29日に正式表明する予定。

 黄川田氏は平成12年から連続6回、衆院岩手3区で当選。東日本大震災の津波で岩手県陸前高田市の自宅や事務所が流され、妻と長男、公設秘書を失った。その後は被災地選出の議員として復興に尽力。民主党政権時には復興副大臣などを務めた。

 黄川田氏は「3年前の衆院選後、持病が悪化し、体調に不安があり、十分な政治活動ができなくなった。次の衆院選は難しいと思っていた」と説明した。

 区割り変更により、地元の陸前高田市が新2区に編入されたことも、決断を後押ししたとみられる。新2区ではこれまで、野党共闘の下、民進公認で元職の畑浩治氏(54)が出馬することになっており、「後進に道を譲る段取りだった」と胸中を明かした。

 新3区には自由現職の小沢一郎氏(75)が立候補する見通し。黄川田氏が出れば野党共闘が崩れ、自民現職の藤原崇氏(34)を利することから、直前まで黄川田氏の比例東北ブロック転出が有力視されていた。

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