小池百合子氏、政党代表と知事の「二足のわらじ」に不安の声 都政、東京五輪…「本当に大丈夫?」

 新党を立ち上げ、自らが代表に就任することを25日に表明した東京都の小池百合子知事。“二足のわらじ”を履くことについて影響がないことを強調するが、すでにキャンセルになった公務があり、国と都で立場が相反する政策もある。2020年東京五輪・パラリンピックも控える都庁内では「本当に大丈夫か」と不安の声も上がる。

 都によると、小池氏はこの日、衆院解散後の29、30日の一部公務を急(きゅう)遽(きょ)キャンセル。女性支援関連イベントなどでキャンセルの理由は明らかにされていない。

 都幹部によると、10月も出席がキャンセルになった公務があるといい、「政党代表として時間を取られ、知事としての活動が減るのは確か」と指摘する。

 五輪関連では、経費の出費額をめぐり国や大会組織委との間で綱引きが行われたことは記憶に新しい。都知事の立場で国政新党に関与することについて、小池氏は「矛盾するものとは考えていない」としたが、都幹部は「どうしても国と都で立場が相反するところは出てくる。その点はどうするのか」と疑問を呈した。

 組織委の森喜朗会長は小池氏の新党代表就任に「ご自分でやりたいことをやっておられるんじゃないか」と突き放し、武藤敏郎事務総長は「知事は開催都市の首長で、責任を持って開催する立場。そこにおいては何の変化もないはずだ」と話した。

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