小池百合子都知事 アベノミクス批判「成長の実感伴わない」

 小池百合子東京都知事の側近の若狭勝衆院議員が主宰する政治塾「輝照(きしょう)塾」の初めての講義が16日、都内で開かれた。政治塾は、若狭氏が年内の結成を目指す新党の衆院選候補者を選抜する目的があり、講師に招かれた小池氏は「しがらみの政治に任せず、新しい切り口で進めていかねばならない」と訴えた。

 小池氏は講演で、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」に対し「成長の実感が伴わない」と批判した。さらに、若狭氏が新党の主要政策として掲げる憲法改正による国会の一院制導入について「9条改正といった従来のパラダイム(概念)ではなく、違う切り口から議論をすれば、国民も(憲法改正に)希望を抱ける」と述べた。

 若狭氏は入塾希望者の中から、元国会議員や地方議員を含む約200人の塾生を選抜した。16日は塾生同士で討議なども行い、衆院選候補としての適性を評価した。

 小池氏は講義後、「国民が求めるニーズを受け止め、発信する塾になってほしい」と記者団に語った。若狭氏は「討議における意見の発信力や国政への思いを勘案し候補者を絞りたい」と強調した。

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