「都民ファーストの会」代表選考に異論 「密室で決定」「規約通りだ」

 東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の代表に荒木千陽(ちはる)都議が選出されたことをめぐり、13日に開かれた都議会「都民」会派の議員総会で「一部の意向で密室で代表が決まった」として代表就任に反対する意見が出た。異議を唱えたのは7月の都議選まで会派幹事長だった音喜多駿都議。音喜多氏は同日、代表決定の手法や情報公開の在り方などについて、10月5日までに議員総会を開いて検討するよう求める申し入れを党側に行ったという。

 代表交代をめぐっては、知事特別秘書の野田数(かずさ)前代表が10日辞意を申し入れた。翌11日午前、小池氏と増子博樹幹事長、山内晃政調会長の3人からなる選考委員会で荒木氏を新代表に選出した。

 しかし、複数の「都民」都議によると、野田氏の辞意や代表決定過程が役員以外の所属都議に事前に伝えられることはなく、同日午後になり新代表決定についてメールで報告があったのみだったという。荒木氏は衆院議員時代の小池氏の秘書を務めた側近。

 音喜多氏は産経新聞の取材に「密室でさまざまなことが決まってきた旧来の都議会を批判して最大会派になったのに同じことを繰り返している」と批判。さらに「執行部は規約通りに代表を決めたというが、所属都議に規約が示されたことはない」と主張し、党側の今後の対応を見守りたいとした。

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