「参院自民党」が復権!? 青木幹雄氏以来の「ドン」誕生 内閣改造や国会で存在感

 【政界徒然草】

 参院自民党はかつて、参院議員会長の青木幹雄氏(83)らやり手の「ドン」が参院の独自性を示してきた。近年は参院不要論がささやかれる低迷期が続いたが、この1年は国会運営などで存在感を放つケースが明らかに増えた。参院自民党は、安倍晋三首相(62)にとっても最大限尊重せざるを得ない存在になっているようだ。

 「参院議員が4人も入閣したのは驚いた。あまり記憶にないことだな…」

 8月3日の内閣改造について、閣僚を歴任した自民党の大物衆院議員は舌を巻いた。

 今回、留任の世耕弘成経済産業相(54、細田派)に加え、林芳正文部科学相(56、岸田派)、松山政司1億総活躍担当相(58、岸田派)、中川雅治環境相(70、細田派)の4参院議員が名を連ねた。

 平成24年12月発足の第2次安倍内閣以降、前回までの5回の組閣時は、参院議員の入閣はいずれも2~3人だった。しかも、その大半が参院の意向というよりも首相が欲した人物だったり、当選2回で入閣した丸川珠代前五輪相(46)ら女性活躍推進の一環で抜擢された面々だ。

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