民進党代表選・共同会見(中)枝野氏「普天間飛行場移設は拙速に答え出せない」

 --憲法改正について今後どのように取り組むか。改正すべきと考える具体的テーマはあるか。また、安倍晋三首相が提唱した9条1、2項を維持した上で自衛隊を明記する案についてどう考えるか

 前原誠司氏「『安倍政権の下での憲法改正は反対』というのは国民の理解を得られない。野党第一党として、政権を目指す政党として、しっかりと国の基である憲法の議論は行っていく。そういうリードをしていく代表でありたい。

 他方で、2つのことを申しあげたい。安倍さんが当初言っていた、今年中に憲法改正の草案をまとめて来年国会で発議する、こんな性急な、拙速な話はない。なぜ国民投票を行うかというと、他の法律とは違い、憲法は権力者を縛るものだからだ。

 一章一章、一条一条、国民にご理解いただき、そして国民の総意としてどこを憲法として変えるべきなのか、残すべきなのかという議論は年単位でかかると思っているので、拙速な憲法改正のスケジュール、ましてや安倍さんの実績づくり、あるいは思い出づくりにくみするつもりは全くない。同時に、中身については自分自身の考えはあるが、党の皆さん方を信頼しているので、しっかり議論していただいたらいい。

 一つだけ付け加えるとすれば、安全保障法制は憲法違反の下でつくられた。従って、あの後と前では全く状況が異なる。自衛隊を憲法に書くということをしたとしても、あれを上塗りしてマネーロンダリング(資金洗浄)のように、まさに自衛隊、憲法違反を逃れようとすることについては、私は全く考え方を異にすると申し上げておきたい」

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