枝野氏、選対事務所開き 「地方票」に活路 「日本の政治を再生させる」

 民進党代表選(21日告示、9月1日投開票)に立候補する枝野幸男元官房長官が17日、東京都内のホテルに選挙対策事務所を開設し、支持議員と初会合を開いた。一方、前原誠司元外相も16日に選対事務所を開設し、一騎打ちとなりそうな両陣営の選挙活動が活発化している。枝野氏は前原氏に国会議員票でリードを許すだけに、党員・サポーターなどの「地方票」獲得に活路を見いだそうとしている。

 「日本の政治を再生させるために立候補する」。枝野氏は17日の選対会合で、選対本部長に就く長妻昭元厚生労働相ら支持議員を前に、こう力を込めた。この日は学生や女性団体との意見交換会にも臨み、代表選の主要政策に掲げる介護や子育て支援策などについて話し合った。

 前原氏が党内5グループ(計約80人)の支援を取りつけたのに対し、枝野氏の支援を決めたのは旧社会党系の赤松広隆前衆院副議長グループ(約20人)だけだ。岡田克也前代表ら個人で応援する議員を合わせても50人程度にとどまる。

 枝野氏にとって国会議員票の劣勢は否めず、地方議員と党員・サポーター票を合わせた「地方票」獲得に力を入れる。枝野氏は先週、赤松グループの会合で「国会議員の合従連衡では厳しい状況にある。党員・サポーター、地方議員に支援の輪を広げてほしい」と訴えた。長妻氏は17日、記者団に「(告示後の)討論会で前原氏との違いが出てくる。それで地方の党員らの胸を打っていく」と強調した。

 ただ、前原氏も昨年惨敗した地方票のテコ入れを図っており、17日夜には地元・京都市で決起集会を開いた。

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