安倍首相会見詳報(下)「重要政策の推進力を得るには、人材を積極的に登用した態勢を作っていくことが必要」

 --東京都議選まで2週間を切ったが、自民党総裁として何を争点に戦い、どの程度の議席の獲得を目標としているか。夏に任期が切れる自民党役員人事、内閣改造についてはどのような方針で臨むか。来年の通常国会で改憲を発議して次の衆院選と同時に国民投票を行うという案も浮上しているが、国政選挙と同時に国民投票を行うことの是非も含めて考えを

 「東京都議会議員選挙、あくまでもこれは地方選挙でありまして、現在、東京都民の皆様が直面しているさまざまな地域の課題、東京独自のテーマが争点になると思います。自民党においても東京都連が中心となって、都民の皆さんに地域に根付いた身近な政策をしっかりと訴えて、1人でも多くの当選を目指してまいりたいと考えております。いかに暮らしやすい東京を作っていく、安全、そして子育てしやすい、すばらしい環境のある、そういう東京をどうやって作っていくか。そして2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けても、どう都政を進めていくか。そういうことも議論になっていくんだろうと思います。いずれにせよ、まさに東京都民の皆さんにおける、さまざまな課題が当然争点になっていくんだろうと思います」

 「また、憲法改正については自民党立党以来の党是であります。先日、自民党総裁としての私の考え方をお示ししました。これを受けて、党の憲法改正推進本部ではすでに衆参の憲法審査会に提出する具体的な改正案の検討が始まっています。その上で、自民党としての提案をいまだ国会の憲法審査会に提出していない段階であります。現時点においては、その後の発議などについて申し上げる段階ではないと考えております。そもそも衆参両院の3分の2を形成すること自体が、そう簡単なことではない、容易なことではありません。まずは与野党を超えて建設的な議論を行えるような、そうした自民党提案となるよう中身の検討を優先したいと考えています。さらにはアベノミクスの一層の強化、働き方改革、人づくり改革など、さまざまな重要政策において大きな推進力を得るためには、人材を積極的に登用し、党においても、政府においてもしっかりとした態勢を作っていくことが必要であります。そうした観点も踏まえながら、党役員人事、内閣改造についてはこれからじっくりと考えていきたいと思っています」

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