文大統領、日韓合意「時間が必要」…友好ムード演出も道険し 二階氏に慰安婦問題で謝罪要求も

 自民党の二階俊博幹事長は文在寅大統領との会談で首脳のシャトル外交復活を目指すことで一致し、日韓間のパイプ役を果たした。だが、文氏は日韓合意については「解決に時間が必要だ」と語り、韓国与党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表は二階氏に慰安婦問題での謝罪と再交渉を求めるなど、両国間の深い溝も改めて印象づける訪韓となった。

 二階氏と文氏の会談は予定の倍近い約1時間に及んだ。安倍晋三首相の親書を受け取った文氏はその場で読み、何度もうなずいたという。親書は、首脳レベルでの緊密な意思疎通や、北朝鮮対応での連携強化を呼び掛ける内容だった。

 安倍首相は、自民党重鎮の二階氏を特使として送ることで文氏に関係重視のメッセージを送り、初の首脳会談に向けた環境整備を図ったのだった。

 これに対し、文氏も12日の会談で、首相との2回の電話会談を挙げ「多くのことを成し遂げられるという信頼ができた」とアピールしたが、やはり水を差すやり取りもあった。

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