山口・下関市長就任1週間 幹部人事、随所に「前田カラー」

 山口県下関市の前田晋太郎市長(40)は3日、就任から1週間を迎える。1日付の幹部人事で早速、選挙公約の実施に向けた庁内の態勢作りに着手した。安倍晋三首相の秘書を務めた経験をふまえ国政とのパイプを生かし、随所に「前田カラー」を打ち出す。

 「順番待ちの幹部人事はしない」。前田氏は3月27日の記者会見で、こう明言した。市庁舎本館の建て替えなど、市の抱える諸課題に、腰を据えて取り組めるよう、部長職には定年まで残り1年を切った職員の配置はあえて避けた。

 28日には福岡県の小川洋知事らと上京し、国に下関市と北九州市を結ぶ関門新ルートの早期着工を求めた。石井啓一国土交通相から「国が技術支援を行う」との言葉を引き出した。

 国交省は平成29年度予算に同ルートの調査費を約700万円計上し、建設に向け一歩を踏み出した。

 市長執務室には国旗が翻る=写真。これまではなかったことだ。朝礼で職員が一斉に「ガンバローコール」を行うのはとりやめた。

 前田氏は「周囲に仕事をうまく振り分けながら、任期中に、市長にしかできないことに挑戦する」と語った。(山口支局 大森貴弘)

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