豊洲・石原元知事証人喚問(4完)移転交渉は「担当者に一任していたので知りません。これは都の問題だけでなく一種の文明論」

 《東京都議会百条委員会による石原慎太郎元知事への質疑は早くも終盤を迎え、都民ファーストの会、音喜多駿都議が質問に立った。与えられた質問時間は5分と短いため、パネルを使って効率的に質問することを告げた》

 --石原氏は「科学で安全が保証されているのだから早く豊洲に移転すべきだ、しなければ不作為だ」というが、地下水からは基準値の100倍のベンゼンが検出され、安全基準が満たされていない。(移転をストップしている)小池百合子知事の不作為を指摘するのであれば、自身が定めた基準値は誤りだったことを認めるのか

 「誤りも誤りもないじゃなくて、あれだけの建物をつくって、築地が限界に来ているときに、(汚染されている)地下水を(魚を洗うなど)地上で使うわけでないのに、地下水をポンプアウトして海に捨てて…、東京の水道水は世界最高の水なんだから、豊富にあるのだから水道水を使えばいいじゃないですか」

 --「捨てる」というような地下水にどうしてこのような厳しい基準値を設けたのか

 「地下水というのは、私にとっては、あの時点では重要な案件ではなかった。基準のハードルが高すぎたと思う。問題は土壌汚染で、あそこに建物を建てたら(地下水の問題が)プロパガンダに利用され、みんなが動揺したわけですから…。地上で使うわけでないのだから海に捨てたらいい。(移転できず市場関係者に)補償費を払い続けている。これは都民の税金ですよ」

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