豊洲・浜渦元副知事証人喚問(4)「全く知らない。不届きな話」 水面下交渉、合意内容示す文書に

 《豊洲市場の移転問題を検証する東京都議会の百条委員会は、20分間の休憩をはさんで都議会公明党の谷村孝彦都議による質問が始まった。谷村都議は「水面下の交渉」の内容に重点をしぼってきた》

 --浜渦(武生元副知事)証人が副知事として「(交渉は)水面下でやりましょう」と、この言葉で始まった。東京ガス側の(都側の交渉担当だった)赤星(経昭)理事との折衝メモにそうある。そうだったのではないのか

 「私が副知事になって交渉がスタートしました。(赤星氏への)指示は丁寧にやりなさいと。東ガスがどういうことを希望しているのかということでした」

 --メモには「水面下の交渉」は、浜渦氏からのメッセージだったと記述してある。(私たちは)水面下交渉の結論について、強い政治的圧力があったとみている。浜渦氏からの赤星氏への指示は「(知事の)安全宣言で東ガスを救済しろと。土地価格が下がっては困るだろうから」と東ガス側のメモに書かれている。そういう指示を赤星氏にしたのか

 「赤星氏がそのように言ったといっていますが、そのことは私は承知していません」

 《谷村都議は先ほど自民都議が質疑で非難した、都民ファーストの会の音喜多駿都議の描いたシナリオと同様の指摘をしたが、浜渦氏はにべもなく否定した》

 -水面下交渉の第一の真実として、強い政治的圧力で交渉が進められた一種の脅しではないかと思っているが、交渉内容はほとんど明示されていない。水面下交渉の内容で表になっているのは、平成13年2月21日の覚書と7月の基本合意。交渉の基本的なことは示されていない。基本合意は水面上の表の合意であって、結局内容がよく分からない。この合意も浜渦さんと東ガス側で交わされている合意。水面下交渉の内容は分からない。水面下交渉の本当の合意内容は13年7月付の確認書にある。それを(私たちは)2者間合意ともいう。本当のタイトルは「基本合意における確認書」となっている。確認書の締結、この確認書について知っているか

 「そういう文書があったことすら今日まで知りません。また、安全宣言を知事にさせるとかありますが、冷静に考えてみて知事が安全宣言なんてできるわけがありません」

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