豊洲問題 再調査でも環境基準超有害物質、19日公表へ 小池知事の移転判断難しく

 豊洲市場(東京都江東区)で都が実施した地下水モニタリングの再調査で、環境基準を上回る有害物質が検出されたことが17日、都関係者への取材で分かった。19日に開く「専門家会議」で報告する。小池百合子知事は築地市場(中央区)を豊洲に移転する可否について「再調査の結果を待ち、総合的に判断する」としており、難しい判断を迫られそうだ。

 地下水モニタリング調査は都が土壌汚染対策の効果を確認するため、2014年から実施。今年1月に公表した9回目の結果で、201カ所のうち72カ所から有害物質が検出されるなど数値が急に上昇し、専門家会議と都は大幅に基準値を超えた場所を中心に29カ所で再調査を進めていた。

 過去7回の調査はいずれも環境基準を下回っていたが、昨年9月に公表された8回目では、環境基準の1・1~1・4倍のベンゼンと、1・9倍のヒ素が検出された。9回目はベンゼンが最大で環境基準の79倍に達し、検出されないことが基準のシアンも出た。

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