“小池新党”国政狙い「研究会」立ち上げへ 都議選で元警視総監の長男やフジテレビ社員を擁立

 夏の東京都議選(6月23日告示、7月2日投開票)に向け、小池百合子都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」が攻勢を強めてきた。3人の追加公認を8日、決めたのだ。また、小池氏が主宰する政治塾「希望の塾」が月内にも「国政研究会」を立ち上げる方針を固めた。次期衆院選をにらんだ動きといえる。東京・夏の陣に向け、総攻めの構えだ。

 追加公認の目玉として、「都議会のドン」こと内田茂都議(自民党)の地盤、千代田区の公認候補に、元警視総監で現駐ミャンマー日本大使の樋口建史氏の長男、「希望の塾」塾生の樋口高顕(たかあき)氏(34)を擁立する。樋口氏は京都大卒で、小池氏の国会議員事務所でインターンを経験した。

 樋口氏は2月の千代田区長選で、小池氏が支援した現職区長の応援に回った。現職区長は、ドン・内田氏が推した自民党候補をトリプルスコアで破って、完勝した。

 ドン・内田氏は、高齢や体調不良を理由に都議選への出馬断念を表明した。自民党は後継の候補者選定を進めている。

 これまで小池氏は「古い都政」の象徴として、ドン・内田氏率いる都議会自民党との対決姿勢を鮮明にしてきた。2月に続き、都議選でも千代田区で勝利して、ドン・内田氏の政治的影響力をそぎたい考えだ。

 同会は、ほかに2人の追加公認も発表した。

 公認されたのはフジテレビ社員の入江伸子氏(港区選挙区)と、教育コンサルタントの茜ケ久保(あかねがくぼ)嘉代子氏(杉並区選挙区)で、同会の公認候補者は15人になった。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ