小池都知事、阪神大震災の被災体験を語る「あらゆることが同時に起こると痛感した」

 東京都議会本会議が1日開かれ、各会派による一般質問が行われた。

 小池百合子知事(64)は震災対策について問われ、自身も阪神淡路大震災の経験者であるとしたうえで「大震災が起きると倒壊した建物や電柱が、緊急車両の通行を妨げて火災による被害が瞬く間に広がる。あらゆることが同時に起こると痛感した」と体験を明かした。そのうえで「市街地の不燃化、緊急輸送道路沿道の建築物の耐震化、無電柱化推進のための条例化などが必要」と述べた。

 2020年東京五輪・パラリンピックの会場施設や豊洲新市場などの公共事業について、経済合理性だけを考えるべきではないのではとの質問には、「経済合理性以外の観点もあることに異論はない」としながら「有効な投資は行う一方で、無駄は厳しく排除する。公共事業も含め、すべての施策で賢い支出を徹底する」との持論を改めて述べた。

 一方、最初の質問に立った都議会自民党の田中豪議員が冒頭、声を荒らげる場面も。

 「名誉毀損(きそん)になりかねない、ゆゆしき発言。断じて容認できるものではなく、東京都議会自由民主党は東京改革議員団に対し、強く抗議する」とまくし立てた。

 2月28日の代表質問で東京改革議員団(民進)の尾崎大介幹事長が「改革を阻んできた自民党と戦う」と“挑戦状”を突きつけてきたことに対する反論とみられる。

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