「同胞救う日本全体の問題」 拉致被害者即時奪還へ埼玉で集会 家族のメッセージに意見交換も

 北朝鮮による拉致被害者の即時奪還へ、政府や埼玉県などが主催する集会が28日、桶川市の「さいたま文学館」で開かれた。家族会代表で、田口八重子さん(61)=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(78)は「被害者帰国という『結果』にいかにつなげるか。同胞を救う日本全体の問題と考えていただければ」と呼びかけた。

 集会では横田めぐみさん(52)=同(13)=の母、早紀江さん(80)ら家族が被害者へ思いや近況をつづった手紙が朗読される映像や、拉致問題への取り組みの解説などを放映。最後は全員で「故郷」を合唱し、すべての被害者の救出を誓った。

 一方、一般の参加者を交え行われた意見交換では、妊娠中の女性が「拉致は人ごとだったが、子を思う親心が痛いほど分かった。若い世代に事実を伝えるため、学校で子供たちに知らせる機会を増やせないか」と涙ながらに訴えていた。

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