拉致被害者、即時救出へ「国民の力を」 熊本で啓発集会

 北朝鮮の日本人拉致問題を啓発する集会が17日、熊本市で開かれ、九州の拉致被害者の家族らが、奪還に向けた政府の取り組み強化や国民の後押しを訴えた。

 熊本県出身の松木薫さん(63)=拉致当時(26)=の姉、斉藤文代さん(71)は「薫は生きている。日本が救ってくれると信じて、はってでもがんばる。力を貸していただきたい」と呼びかけた。

 鹿児島県で拉致された増元るみ子さん(63)=同(24)=の姉、平野フミ子さん(66)も「拉致は国の主権に関わる問題。自分の家族のこととして考え、ぜひ解決してほしい」と力を込めた。

 支援組織「救う会」の西岡力会長は講演で「全国民の怒りを示さなければならない」と強調。核実験や人権問題で北朝鮮への国際的批判が高まる中、「圧力もてこに、拉致解決の実質的協議につなげなければならない」と指摘した。

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