札幌で「拉致問題を考える道民集会」開催 「一日も早く返してほしい」飯塚代表

 「拉致問題を考える道民集会」(北朝鮮に拉致された日本人を救出する北海道の会、政府拉致問題対策本部、北海道、札幌市が主催)が30日、札幌市内で開かれ、拉致被害者家族連絡会の飯塚繁雄代表が「1日も早く返してほしい。家庭、職場の中でも広めてほしい」と世論を喚起する必要性を訴えた。

 石原宏高・内閣副大臣は、北海道の特定失踪者の家族らと懇談の後、会場で「ご家族に寄り添い、国際社会の北朝鮮への圧力をてこに、対話を通じて全ての拉致被害者の帰国に取り組む」と挨拶。「北海道の会」の川田匡桐(ただひさ)代表が「この集会を年中行事にしてはならない。他人ごとではない、身近な事件という認識を持って取り組んでいきたい」と語った。

 飯塚代表は妹の田口八重子さんが北朝鮮に拉致され、工作員の教育係にされたことや、養子にしたおいが母親のことを知っていかにショックを受けたことなどの経緯を説明。田口さんの写真を指さし、「『あんちゃん、帰してよ』と言っているようで見られない」と悔しい思いを話した。

 そのうえで「核ミサイルは脅威だが、一緒に解決しようとしては駄目だ。生きて待っている被害者を取り返すことを最優先でやってほしい。権限、予算がある専門の組織を作ってほしい」と要請した。

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