衆院補選 東京10区当選の若狭勝氏「責任を感じている」 小池百合子氏「連携して素晴らしい東京にしたい」

 東京都知事選に出馬した小池百合子知事が議員失職したことに伴って実施された衆院東京10区(豊島区、練馬区の一部)の補欠選挙は23日、自民党前職の若狭勝氏(59)=公明推薦=が当選を確実にした。吉報が伝えられると、東京・池袋の選挙事務所に登場した若狭氏が「強く支援してもらったたまもの。責任を感じている」と感謝を述べた。小池氏も事務所に姿を見せ「地域のことは若狭さんに任せるという決断をしてくれた。しっかり連携して素晴らしい東京、日本にしていきたい」と述べた。

 都知事選で若狭氏は、自民党本部の方針に反して小池氏を支えた。補選では、小池氏が頻繁に選挙区入り。後継となる若狭氏に対する「恩返し」の全面支援に回った。「改革」を打ち出し、圧倒的な支持を誇る小池氏のバックアップで若狭氏は終始選挙戦を有利に進めた。陣営は、知事選からの流れを選挙戦に巧みに取り入れ「小池色」を積極的に打ち出した。JR池袋駅西口の雑居ビルにある選対事務所は小池氏が知事選で利用。ガラス張りの街宣車やスタッフの着衣には、小池氏のイメージカラーと同じ緑を取り入れた。

 若狭氏は街頭で、小池氏との連携の重要性を繰り返し訴えた。「小池さんのおかげで都民に都政が戻ってきた。小池さんを一番理解する私が、国政と都政のパイプ役になりたい」などと後継を強調。小池氏も街頭で若狭氏を「盟友」と紹介し、「東京大改革のためにも、国会に送り込まなければならない」などと歩調を合わせた。また、若狭氏は政治信条として「信念」「正論」といったキーワードを演説で使い、有権者への浸透を図った。

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