北朝鮮核実験 菅官房長官「独自制裁考えていきたい」 日本独自の一段の制裁強化検討

 菅義偉官房長官は9日昼の記者会見で、北朝鮮が5回目の核実験を強行したことに関し「わが国の安全に対する重大な脅威であり、容認できるものではない」と非難した。また、北京の大使館ルートを通じ、北朝鮮に厳重抗議したことを明らかにした。

 今回の核実験を受けた北朝鮮に対するさらなる制裁強化について、菅氏は「考えていきたい。国連の制裁がスピーディに行うことができなければ、当然、わが国をはじめ(北朝鮮に対し)制裁を行う国と連携し、取り組むことは考えている」と述べ、国連の制裁措置とは別に日本独自の制裁を検討する考えを示した。

 北朝鮮に強い影響力を持つ中国とロシアとの連携に関し、菅氏は「当然日米韓はしっかり連携すると同時に、中国、ロシアへの働きかけを行っていくことも極めて重要だ」と述べた。

 北朝鮮は今年1月6日に核実験を強行して以降、中距離弾道ミサイル「ムスダン」や、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などを発射し、9月5日には中距離弾道ミサイル「ノドン」とみられる3発を日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下させるなど北のミサイル技術が向上し、核弾頭が搭載される可能性が指摘されている。菅氏は、こうした北朝鮮の軍事的脅威の高まりについて「このような無法者の国家があることは事実だ。常にそうしたことも念頭に置いて、さまざまな対応策をとっている」とした上で「日本は24時間最大限警戒監視にあたっている。それ以上は事柄の性質上控えたい」と強調した。

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