新閣僚に聞く 加藤勝信・1億総活躍・働き方改革・拉致問題担当相「働き手の視点に立った改革進める」

 --政府の「働き方改革実現会議」のポイントは

 「すでに『ニッポン1億総活躍プラン』の中で働き方改革が横断的な課題であるということを申し上げているが、長時間労働の是正や同一労働同一賃金などを具体的に議論する中で対応を示していくことが実現会議に求められている」

 --実現会議で雇用の規制緩和といった企業側に立った改革を主要な議題として取り上げない理由は

 「どういうものを取り上げないか決めているわけではないが、安倍晋三首相からは『幅広く議論を行い、その時には働き手の立場、視点に立って進めてほしい』ということなので、それに沿って対応していく。働き方改革は働き手にとってプラスだが、企業も生産性向上を通じて収益の拡大、発展につながる。働き手の選択肢を広げることが必要であり、その選択肢を選び得るような環境を作るため、スキルアップや再就職の支援といったことも議論しなければならない」

 --長時間労働の是正にどう取り組むか

 「実現会議の中で時間外労働の上限規制に関する労働基準法の在り方を検討したい。国際比較した場合、日本の長時間労働の状況は是正されるべきであり、その立場で議論する」

 --実現会議と他の関連する有識者会議との関係は

 「実現会議で首相自らが議長を務める中で、問題の解決の先頭に立って取り組もうとしている。他の省庁の会議とはよく連携を取る必要があるが、働き方改革は首相のリーダーシップの下で実現会議で一元的に議論し、政府全体の答えをしっかり出していきたい」

注目まとめ

    アクセスランキング

    もっと見る

    ピックアップ