北ミサイル発射 政府、開発能力の進展を警戒 高高度防衛ミサイル導入を検討

 政府は8日、北朝鮮が7日に長距離弾道ミサイルの発射を強行したことで「ミサイル開発を一層進展させる可能性がある」(中谷元(げん)防衛相)とみて警戒を強めた。北朝鮮がどの程度のミサイル開発能力を有しているのか分析を進めるとともに、国連安全保障理事会でより厳しい制裁決議を採択できるよう、中国にも圧力をかける構えだ。

 「何らかの物体が地球の周回軌道に乗った可能性がある」。菅義偉官房長官は8日の記者会見で、北朝鮮のミサイル発射が一定の“成果”を収めた可能性があることを認めた。

 北朝鮮のミサイルの脅威が高まる中、米韓両政府が地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備に向け協議を開始することで合意。菅氏は記者会見で「地域の平和と安全に資するものであり、支持したい」と歓迎した。自衛隊へのTHAAD導入に関しては「米国の先進的な取り組みや装備品を研究しつつ、検討を加速したい」と将来的な導入を示唆した。

 中谷氏は8日、北朝鮮による長距離弾道ミサイルに備え自衛隊に出していた破壊措置命令を解除した。

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