“敵失”生かせぬ野党 民主党支持率上昇せず 企業・団体献金禁止も温度差

 民主、維新両党は、1日も甘利明前経済再生担当相の金銭授受疑惑を追及する特命チームの会合を開いた。「一件落着では決してない」(民主党の枝野幸男幹事長)として引き続き甘利氏の参考人招致を求める構えだ。

 だが、民主党内ではこうした戦略に異論も出ている。長島昭久元防衛副大臣は1月30日の自身のブログに「スキャンダル攻撃に血道を上げるより、政策論争で政権を追い詰める方がよほど憲政の常道にかなう」と書き込み、党の姿勢に疑問を呈した。

 現に野党の支持率は上向いていない。甘利氏辞任後の先週末に行われた世論調査では、民主党の支持率は共同通信が9.5%(前回比0.2ポイント減)、読売新聞が7%(同1ポイント減)、毎日新聞が7%(同増減なし)で、支持率上昇は皆無だった。他の野党の支持率も大きな変化はなかった。

 野党間では、政治とカネの問題の温床といえる企業団体献金禁止への意気込みにも温度差がある。共産党とおおさか維新の会は禁止の立場で、民主、維新両党は今国会に禁止法案を共同提出する予定。

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