おおさか維新、国会運営、安保、消費税…三本の矢で民主攻撃

 おおさか維新の会は27日の衆院本会議の代表質問で、民主党への「当てこすり」を連発した。国会運営、安全保障、消費税の“三本の矢”を中心に、政党支持率が低迷する民主党への攻撃を展開。甘利明経済再生担当相の金銭授受疑惑を抱える安倍晋三政権に対する追及よりも、党の存在感を高められるとの思惑がある。

 「有的放矢(的ありて矢を放つ)」。おおさか維新の馬場伸幸幹事長は質問の冒頭、中国の毛沢東元国家主席が「目標を持って行動する」という意味で好んだ言葉を引用し、民主党に向けて「矢を放った」ような質問を続けた。

 馬場氏は質問で「与党でも野党でもない」と自称し、反対一辺倒の民主党とは一線を画す姿勢を鮮明にした。この表現は今国会の平成27年度補正予算審議をめぐり、民主党と対立するきっかけになった経緯がある。この日の質問でも繰り返すことで、「民主党を挑発し、どう動くかを見極める」(おおさか維新幹部)との狙いがある。

 馬場氏は、夏の参院選に向けた民主党などの野党共闘についても「選挙に勝つために理念を捨てた野合はしない」と牽制(けんせい)した。

 2本目の矢の安全保障関連法に関しては、馬場氏は質問で「憲法学者や歴代の内閣法制局長官が違憲だと表明している」と繰り返す民主党を念頭に、「遺憾ながら違憲論議で終始した」と指摘した。

 その上で「民主党は国会外のデモなどと連携し、国会内にプラカードを持ち込み、反対のための反対に終始した」と批判した。

 消費税率10%への再増税では、馬場氏は「8%据え置き」を主張した。政権時代に増税を主導した民主党が「これ以上、先送りできない」(岡田克也代表)とした立場との違いを鮮明にした。

 

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