統一会派結成で浮かれる“ニセモノ維新”の皆さん 民主党をどれだけ罵倒してきたかお忘れですか?

 【松本学の野党ウオッチ】

 1月4日に召集された通常国会で、民主党と維新の党の衆院統一会派「民主・維新・無所属クラブ」がデビューした。会派結成を足がかりに新党結成をもくろむ維新は「参院選に向け国民に選んでもらえる規模感を出さなければいけない」(松野頼久代表)と意気軒高だが、ちょっと待った。維新の議員の大半はかつて民主党に三くだり半を突きつけた面々だ。民主党との連携の意義を声高に叫んだところで、「どの口が言っているのか?」という印象は拭えないのだが…。

 統一会派は4日、本会議を前に初めての代議士会を開き、約90人の出席議員が国会論戦での結束を確認した。

 ただ、新会派の船出という象徴的な場面であるにもかかわらず、清新さはさほど感じられない。それもそのはず、維新の衆院議員21人のうち約半数は民主党出身者であり、いわば「元の鞘」に収まっただけの話なのだ。しかも、民主党を離れた後、公然と“古巣”への批判を繰り広げてきた者も少なくない。

 国会運営に関する民主党との調整の最前線に立つ初鹿明博国対委員長代理もその一人だ。

 平成24年11月の衆院解散の日に民主党に離党届を出した初鹿氏は、その直後の記者会見でこう言い放っている。

 「1年以上前から次の選挙は民主党で戦わないと決めていた。民主党はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加を表明しようとしたり、新自由主義的な政策にどんどん進んでしまっている」

 「日本未来の党」から立候補した翌12月の衆院選のビラでは、次のような主張も繰り広げている。

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