都構想「否決」 今まで通りにいかぬ…市職員「厳しい視線を覚悟」

 「『府市合わせ』(不幸せ)時代に戻る可能性がある」と指摘するのは、府の幹部。橋下市長、松井一郎知事がトップになる前、市内の街づくりや大規模開発に府が口出しできなかった。市の担当部局の職員と話をすることすらできず、「今の体制でなければ、(JR大阪駅北側の)うめきた開発に府が口出しすることはできなかっただろう」と、今後の府市の関係を危惧する。

 府福祉部の男性職員は「結果がどうであれ、府職員として淡々と仕事をしていくだけだ」と語りつつ、「反対票の中には迷いに迷って判断が付かず、とりあえず反対を投じた人も多かったのではないかと思う。それだけ、府と市の関係に不満が大きいのだろう」と神妙な面持ちで話した。

 30代の男性職員は、元知事の橋下市長が任期満了後の政界引退を表明したことに、「指示が細かい上司だったが、あれだけの発信力と決断力のある政治家はまれ。府民の一人として、引退は寂しい」と惜しんだ。

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