創価学会「常勝関西」の礎築いた西口良三氏の葬儀、多くの政界関係者駆けつける

 15日に死去した創価学会副理事長兼関西総主事、西口良三氏の葬儀が18日、大阪市内の斎場でしめやかに営まれた。斎場には多くの政界関係者が駆けつけ、「常勝関西の総帥」といわれた人脈の広さをうかがわせた。

 葬儀には自民党の二階俊博総務会長のほか、古賀誠・元同党幹事長、樽床伸二元総務相らが参列。17日の通夜には民主党の前原誠司元外相らの姿もあった。

 学会関西長の山内洋一氏が「入院中の西口さんをお見舞いに行くと開口一番、『各地の今の(選挙の)状況はどうか?』と問いかけていた」と、最後まで選挙にこだわった様子を紹介。山内氏は「西口君はわが盟友で、大関西の同志とともに勇み立ち、誉れ高き常勝の大英雄だった」と称賛する池田大作名誉会長の弔辞も代読した。

 西口氏は、「病弱で気が弱い性格を鍛えたかった」との理由で入会。池田氏の運転手役を通じて最側近となり学会の関西トップを30年以上勤め上げた。

 日ごろは物静かだが、選挙となると必ず学会が支援する候補者の街頭演説に出かけ、聴衆の最後尾からサングラス姿でにらみを利かせた。公明党幹部には低所得者政策を充実させるよう求め、選挙戦では学会員に知人への投票勧誘を徹底。「確実に計算できる集票組織」(公明党幹部)作りに余念がなかった。公明党幹部は「風格があり、怖かった」とも振り返る。

 60年来の付き合いがあった学会最高指導会議議長の秋谷栄之助氏は、通夜で「池田先生の信頼に西口さんが真正面から応えたその歴史が、常勝関西の歴史だ」とたたえた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ