岩礁破砕で手続き求める 防衛省は不要との主張崩さず:イザ!

2015.2.16 20:17

岩礁破砕で手続き求める 防衛省は不要との主張崩さず

 沖縄県の翁長(おなが)雄志(たけし)知事は16日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、防衛省が海上調査再開に向けて辺野古沖で投下したコンクリート製ブロックがサンゴ礁を傷つけているとされる問題で、県が許可した区域外で岩礁が破砕されている可能性が高いとして、知事との協議などの手続きを行うよう防衛省に指示書を提出した。

 防衛省は昨年9月から中断している海底ボーリング調査再開に向け、先月15日から準備作業として臨時制限区域沿いなどに立ち入りを規制するブイ(浮標)とフロート(浮具)を設置。流されないよう海底に沈めたブロックにつないだ。

 県は岩礁破砕を許可した約172ヘクタールの埋め立て予定地の区域外でブロックが沈められ、サンゴを傷つけていると判断。指示書では新たなブロック投下や投下済みブロックの移動を停止するよう求めた。

 これに対し防衛省はすでに県に対し、ブイやフロートをつなぐブロックは岩礁破砕許可区域外に設置するものがあると回答。また海上調査に伴うブロック投下は岩礁破砕許可の対象外だとの主張を崩さず、近く調査を再開する方針だ。

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