民主党政権の時代はよかった… 安倍政権の長期化を警戒する中韓:イザ!

2014.12.3 20:47

民主党政権の時代はよかった… 安倍政権の長期化を警戒する中韓

 第47回衆院選は2日公示され、14日の投開票に向けて舌戦がスタートした。報道各社の情勢調査では、安倍晋三首相率いる自民党の優勢が伝えられるが、選挙戦の行方を、中国と韓国が関心を持って見つめている。安倍首相は就任以来、中韓両国の領土や歴史をめぐる理不尽な攻撃に毅然と対応する一方、「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」を掲げて、日本の評価を着実に高めているからだ。専門家の分析によると、中韓は、安倍政権の長期化に危機感を持っているようだ。

 「日本の内政であり、評論しない」

 中国外務省の洪磊報道官は、日本の衆院が解散された11月21日の定例記者会見で、こう語った。だが、中国メディアの報道からは、習近平指導部が安倍政権の長期化を警戒していることがうかがえる。

 国営新華社通信は同日、今回の衆院選を「アベノミクス」への賛否にとどまらず、安倍首相の「政治暴走」に対する信任投票と位置づけた。そのうえで、「最大の(解散の)動機は、可能な限り首相の座にとどまり、それによって、在任中、暴走の勢いを増し、任期内に憲法改正、国防改造など個人的な政治野心を実現することにある」と報じた。

 こうした見方は、安倍政権に批判的な日本の野党や一部メディアの主張と、ほぼ一致している。

 韓国・聯合ニュースも解散当日、衆院選は、安倍政権の独走にブレーキがかかるか否かの分水嶺(ぶんすいれい)になると報道。安倍首相が勝った場合、「原子力発電所の再稼働と集団的自衛権の法制化」を推し進め、長期政権を視野に憲法改正のデザインを描くことができると指摘した。

 在日本大韓民国民団(民団)のHPを見ると、民団福島本部が11月14日、民主党政権の評価を失墜させた鳩山由紀夫元首相を招いて特別講演会「友愛と日韓関係のあるべき姿」を開いたことが紹介されていた。

 自民党が衆院選で掲げた政権公約には「積極的平和外交」として、以下のように記されている。