「慰安婦」で豪州巻き込む中韓 「性奴隷」を宣伝…推進役は中国系

 【歴史戦】第1部 河野談話の罪(3)-(1)

 オーストラリアの最大都市シドニー郊外のストラスフィールド市役所前で1日夜(日本時間同日夜)、2人の白人女性が笑顔で取り囲む中国系住民らと何度も記念撮影に納まっていた。

 女性は戦時中、インドネシアのジャワ島で慰安婦をしていたというジャン・ラフ・オハーン(91)の娘、キャロル・ラフ(62)と孫娘だ。シドニー在住のキャロルが南部アデレードに住む母親に代わり、慰安婦像設置推進を市議会の公聴会で発言する市民代表4人の中の1人として、中国系や韓国系住民に加わったのだった。

 キャロルの背後から両肩に手をあて、中国系市民団体の幹部がささやいた。

 「心配ない。私がしっかりあなたを援護する」

 ◆「性奴隷」を宣伝

 公聴会でキャロルは、当時21歳の母親が、他のオランダ人女性とともに、3カ月にわたり「レイプと暴行を受けた」と述べ、こう力説した。

 「母は志願した慰安婦ではなく収容所から連れ去られ、日本軍により性奴隷を強要された」

 中国系団体はこの日、同市に建てる慰安婦像を中国人芸術家作成による「中、韓、豪の3姉妹」にする案を発表した。キャロルを加えることで、慰安婦問題にほとんど関心を示してこなかった中国や韓国系以外の住民の取り込みをはかったのは明らかだ。

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