【名言か迷言か】慰安婦検証「敵は自民にもあり!」 気乗りしない自民に維新が喝:イザ!

2014.3.2 09:41

【名言か迷言か】慰安婦検証「敵は自民にもあり!」 気乗りしない自民に維新が喝

 2月20日の衆院予算委員会に突然、日本維新の会にとってこの国会、一番の見せ場がやってきた。そのせいで国益をどれだけ損ねてきたかわからない「河野洋平官房長官談話」が作られた平成5年当時、官邸で裏方トップだった石原信雄元官房副長官を参考人として国会に呼ぶことに成功したからだ。

 石原氏はそこで、河野談話の根拠とされた韓国の元慰安婦ら16人の証言の裏付け調査を行わずに、談話が作られていたことを証言。談話の見直しを求める機運が一気に高まった。

 石原氏を国会に呼ぶのは維新にとって悲願だった。きっかけは、その1週間ほど前のこと。野党の予算委理事懇談会で結いの党の柿沢未途衆院議員が、維新の山田宏理事に「先日、石原信雄さんと酒を交わしたんですが、大変、お元気でしたよ」と話しかけた。

 山田氏はそこでピンときた。石原氏から談話がいかにずさんか証言してもらえば、「旧日本軍が女性を強制的に連行し、慰安婦にした」などと、いわれのないことを中国や韓国に非難される筋合いはなくなると踏んだ。そこから、山田氏は自民党と水面下で交渉を重ねに重ねた結果、二階俊博予算委員長が石原氏に直接、電話を入れることで国会招致が実現したのだ。

 石原氏は参考人として証言後、記者団に「政府も日韓関係があるから、(真相解明は)厳しいだろうなあ。私は談話を見直すべきだとかいう立場にはありませんが、批判を受けるなら(河野氏と)一緒に受けます」と申し訳なさそうに述べて、国会を後にした。

 巨大自民党には数の力では多勢に無勢の中、維新は平成26年度予算案を2月28日に衆院通過させることで自民党と妥協してでも、「実」を取る道を選んだ。

関連ニュース