「都知事」の強大な権限 国家並み予算規模、韓国上回るGDP:イザ!

2014.1.22 12:38

「都知事」の強大な権限 国家並み予算規模、韓国上回るGDP

 ◆「世界14位」

 都は膨大な財政規模も誇る。「都内総生産」は92兆4千億円(平成23年度)。国内総生産(GDP)473兆3千億円の約5分の1を占める。韓国(88兆2千億円)を上回る規模で、国レベルで比較すれば世界14位の経済大国だ。

 予算規模も12兆838億円(平成25年度)でスウェーデンの国家予算に匹敵するという。

 「都知事~権力と都政」の著書がある中央大経済学部(行政学)の佐々木信夫教授(65)は「都知事には、12兆円に上る予算を動かし16万人を率いる経営者と、五輪を控える首都の顔としての外交官、政策を実行する政治家の3つの能力が求められる」と話す。

 ◆「第二の首相」

 都知事には過去7人が就いた。初代の安井誠一郎氏は旧内務官僚、昭和39年の東京五輪を迎えた2代目は東龍太郎氏で医学者だった。3代目は美濃部亮吉氏で経済学者、4代目の鈴木俊一氏も旧内務官僚出身で硬派なタイプが続いた。

 ただ、ここ3代は青島幸男氏(タレント)、石原慎太郎氏(作家)、猪瀬直樹氏(作家)と、知名度の高い知事が続いた。

 8代目を選ぶ今回の都知事選。五輪や防災など課題が山積する中、佐々木教授は「どれか一つに特化するのではなく、バランスも問われる。都知事は第二の首相とも言われる。日本を背負える知事は誰か。有権者は真剣に考える必要がある」と話している。

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