安重根記念館、後手の日本 政府抗議に中国は「筋通っている」と反論

 ■外務省は及び腰

 外務省は各国に駐在する日本大使に中韓両国の誤った主張に積極的に反論するよう指示を出している。今年に入り、米英両国駐在大使が現地メディアで、中国大使による対日批判に反論するなどその機会は増えつつある。ただ省内には「目立ちすぎるとかえって反日活動に火を付けかねない」との消極論も消えず、日本の対外発信は中韓両国に比べ、なお及び腰だ。

 中韓が目に見える形で日本に宣伝戦を挑んでいる以上、より踏み込んだ対策が求められるのは論をまたない。中国外務省の洪報道官は安重根を「著名な抗日義士で、中国人民の尊敬を受けている」と言い切った上で、安倍晋三首相の靖国神社参拝と関連づけて「歴史を適切に正視して反省し、参拝問題に関する誤った立場を修正するよう、日本側に要求する」と訴えた。(水内茂幸、北京 川越一)

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