茨城空港の愛称案「Tokyo」にツッコミ相次ぐ 「千葉の東京ドイツ村?」「納豆空港」「地元に自信を」

 開港10周年を迎えた茨城空港(茨城県小美玉市)の愛称変更に関する有識者会議が28日、オンラインで開かれ、海外向けには「Tokyo Ibaraki International Airport」を最終候補案とすることが決まった。最終案は大井川和彦知事に提出され、庁内の検討を経て6月上旬に正式決定する見通しだ。国際的な知名度が高い東京に近いことを訪日外国人にアピールしたい考えだが、ネットでは「まぎらわしい」などのツッコミが相次いでいる。

 同空港の正式名称は百里飛行場。国内では「茨城空港」の愛称を継続する。海外向けの愛称の最終候補案に「Tokyo~」が選ばれた理由について、国際的に認知度のある東京と茨城が同時に観光できる位置関係にある点や、名称に「International」を入れることで国際線に対応している印象付けができる点が挙げられている。60人の応募があったパブリックコメントでは、「東京と茨城は隣接していない」「誤解を招く」などの意見も少なくなかったという。

 ツイッターやネット掲示板でも「一度に観光できる距離が全部東京になるなら、千葉も神奈川も東京になりますよ?」「売る側の一方的な理屈のような気が」「東京の知名度に頼ってるのもカッコ悪いし、立地的に無理がある」などと否定的な投稿が多く見られる。「東京ドイツ村とかいう東京でもドイツでもないテーマパークを思い出した」「東京ディズニーランドは、ニアピンだけど」と千葉県にあるレジャー施設を連想する人もいた。

 厳しい声が多いなか、「もう少し自分の土地に自信と愛着を持ったらどうだろう」「茨城は東京じゃない。誇りを忘れないでくれ」「茨城は茨城だっぺよ!」などと地元愛を感じさせる書き込みも少なくなかった。

 また、「なんならNattou Airportで」「茨城干し芋納豆空港でいいと思う」「『納豆空港』でも『黄門空港』でも」と地元の名産品などを名前にしてはどうかというアイデアが見られた。実際に、国内向けの愛称を「水戸黄門空港」などにする案があったが、従来の名称が定着しているとして変更が見送られている。

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