樽熟なしで爽やか! 夏は“すっぴん”白ワイン

ワインと料理のおいしい関係

 今週は白ブドウ品種2つをご提案します。シャルドネとソーヴィニヨン・ブラン。2つ知ってもらえばワイン選びがぐっとラクになりますよ。

 シャブリというワインご存じですか?

 「あっ、知ってる」という方も多いのではないでしょうか。実際どんなワインなのでしょう。

 シャブリはフランスのブルゴーニュ地方の地名です。冷涼産地なので、フレッシュな酸味のキレの良い味わいになります。そのシャブリのブドウ品種が「シャルドネ」。シャルドネは基本的に際立った特徴は無いのですが、気候や醸造方法によって味わいの幅が広くなる品種で、いわば「あなた色に染めてぶどう」。例えば、涼しい産地では柑橘系のキリッとした味わいになり、温暖な気候ではトロピカルな甘い果実風味になります。樽で熟成させたコクのある風味のものもあります。

 私が好きなのは樽熟させない爽やか“すっぴん”タイプ。シャブリはぴったりですが少しお値段高め。シャブリの半額少々とお手頃なルイ・ラトゥール社が造るアルデッシュ・シャルドネが気に入っています。フランス以外の産地では、チリのレイダ地区、ニュージーランドなど冷涼産地から選ぶのが正解。生牡蠣、イカ、タコ、タイ、ヒラメの刺し身を塩レモンダレやポン酢につけて味わうと合いますね。

 もうひとつ柑橘や緑の草原を吹き渡る涼風を思わせる清涼感のある品種がソーヴィニヨン・ブラン。グレープフルーツやライムなどの爽やかな香り、緑のハーブを想わせる香りが豊かで爽やかな酸味も魅力の品種です。

 現在、世界的な人気は、ソーヴィニヨン・ブラン100%でつくって樽で熟成させない、若々しいスタイル。ニュージーランド産が今や本家フランスを上回る勢いです。またお手頃ということになると、やはりチリのソーヴィニヨン・ブランです。前にご紹介した「アルパカ」にもソーヴィニヨン・ブランがありますので、まずはここからお試しいただければと思います。おつまみは、シーフード・サラダ、スモークサーモン、ささみのシソ巻、アスパラガス、タイ風春巻きなどパクチーやシソを添えた料理が合いますよ。

 良く冷えたシャルドネとソーヴィニヨン・ブランで暑い夏もスッキリ! 

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